最近AWSへの移行という案件を診て思うことがいくつかあるので書きたいと思います。
よくある移行はオンプレからクラウドに移行したいというパターンが多いと思います。
そんなときに起こりがちなことをいくつかまとめてみたいと思います。
手作業でインスタンス構築
試しに作ってみるときなどは特に構わないと思いますが、構成を管理するにはCloudFormationなどで管理するほうが良いと思います。 yaml慣れしてない人などには最初とっつきにくいかもしれませんが、一度作ればほんの少し変えるだけでサーバーを変更できるのでものすごく楽になります。
マネージドサービスを使わない
オンプレの構成をそのまま活かしたいという意図で同じような構成を再現したいということでEC2インスタンスへ今まで作っていた構成(APサーバやDBサーバなど)をそのまま持っていきたいということでマネージドサービスを使わない選択をする場合があります。 DBサーバのバージョンを合わせたいなども1つの要因かと思います。
その結果 監視ログなどを自前で作り込む必要がある OSなどのパッチ当て作業が必要になる OSのアップデートのためにDB移行をする必要があるなど今までと同じ手間をかけることになります
しかし、今までよりもサーバーの変更やOSの入れ替えは早くなることにはなるのでそんな運用に満足してしまってるところも少なくないようです。
ただ、マネージドサービスを使ったときにどれだけ楽になるかは実際使わないとわかってもらえないので色々な成功例を調べて説得するしかなさそうです。
インスタンス内でDockerを使う
これについては微妙なところだと思います。
CloduFormationですべて管理できればDockerを使わなくても良さそうな気がします。
しかし、docker-composeやansibleなどを駆使して様々な設定をしているサーバー資産を簡単には手放せないとも思います。
まとめると、オンプレ運用とクラウドの運用は別物という考え方は必要なので、クラウドの特性をよく調べてから構成を考えようということでしょうか