技術関連の覚書

案件でやったり自宅で試したことの覚書

RPAの仕事をしてみた

今年に入ってからRPAの仕事をしてきました。

4ヶ月間に渡ってしてみた感想ですが、正直なところ面白いことをするわけではないかと思います。

というのも、RPAの作業領域がシステム間で人がやらなければならない単純作業、データをダウンロードしてExcelにまとめたり、ダウンロードしたデータを別のシステムにコピペするなどが主な仕事になるからです。

ほとんどの作業がシステムからダウンロード、別システムへのコピペ、Excelへいい感じにまとめるということになりました。

これだけで見るとたしかにつまらないことばかりをやってる感じです。

ただ、その作業が発生する理由や背景を考えることができると話が違ってきます。

いろいろなシステムが乱立して、経理はAシステム、人事はBシステムなどに分かれてしまっていることが原因なので、それを統合することで解消させることも多くあります。

しかし、大手企業の場合、それらが別のベンダーで簡単に統合できないという足かせもありこのような作業が発生している現実もあります。

次のシステムを作る上でどうすれば余計な作業を埋めることができるか、人が出勤していなくてもできる作業でも営業日に動かさなければならない理由など、業務の裏側が見えるとそちらのほうが面白くなってきます。

その意味で有意義な4ヶ月でした。

あまり深く書くと守秘義務に引っかかりそうな内容があるので吟味して書いていきたいと思います。